書誌情報
タイトル | こちら、終末停滞委員会。 |
出版社/レーベル | KADOKAWA/電撃文庫 |
著者 | 逢縁奇演 |
イラスト | 荻pote |
ISBN | 9784049158007 |
書店にてご注文の際は、上記『タイトル』『ISBN』の二つを
書店員様へお伝えいただくとスムーズです!
紹介
終わりが決まっている世界を『停滞』させる、少年少女たちの物語
本作は、『終末』と呼ばれる、いずれ世界を滅ぼすとされる正体不明の存在によって、滅亡することが決まっている世界が舞台です。
『終末』は、様々な姿かたちを持ち、まるで怪異や都市伝説の存在のような異形の姿を持つものから、今はまだ成長途上である人畜無害そうな見た目のものまで様々存在します。
そんないずれ来ることが決まっている世界の終わりを、少しでも遅らせる『停滞』させるため、少年少女は武器を持ち、文字通り命を懸けて立ち向かう。
本作は、そんなお話です!
大好物すべてを盛った、欲張りプレートのような一冊
本作を読んだ方々が、必ず思う言葉が一つあると思います。
それは、本作が『ラノベ読みの好きなものをすべてを詰め込んだ作品』であるという点です!
独創的な世界観から、各界隈の属性・性癖を盛りに盛った魅力的なキャラクター。
そして1巻とは思えないほどにみっちりと詰まったストーリーの密度まで、まさに最後までチョコたっぷりで、むしろ溢れてこぼれ落ちてると言わんばかりの作品となっております。
では、本作が全部好きなものを詰め込みすぎてどっちつかずの中途半端な作品になっているのかと疑問に思う方もいるかとは思いますが、そんなことは一切ありません。
どういうことか、すべてがかみ合った『最高に面白い作品』に仕上がっているのです!
元マフィア組織の下で奴隷のように働かされていたという、他に類を見ないほどに凄惨な過去を持つ主人公が、ずっと憧れていた青春を追い求めて、痛々しささえ感じるほどに強く奔走する姿には、胸を打たれること間違いなしでしょう。
また、ヒロインがみんな属性過多で魅力あふれたキャラクターばかりであることも特徴的です!
例を挙げるなら、表紙にいるジャージ×メイド服姿の喫煙者お姉さんや、大きな武器を扱う長身褐色美少女などなど。。。美麗なイラストも相まって、とても魅力的です!
必ず一人は、あなたの好き(性癖に刺さる)推しキャラクターに出会えると、そう確信をもって言えるほどのキャラクター造形に仕上がっています。
※ちなみに私は、褐色美少女のメフちゃんが好きです。()
まさしく、本作は作者の大好物をすべて盛った、欲張りプレートのような作品というにふさわしい作品でしょう。一巻読了後の満足感というものは、相当なものになるかと思います!
こういう方にオススメしたい!
・壮大な白熱バトル成分を摂取したい方
・読みやすいかつ読み応えのある一冊を探している方
・性癖にぶっ刺さるキャラと出会いたい方
好きな要素を全て詰め込んだら、そこには最高に面白い作品が出来上がるに決まっている!
ラノベ好きは読んで間違いない作品ですので、気になった方はぜひ読んでみてください!
※下記クリックで『BOOK WALKER』ページに遷移します。
コメント