
書誌情報
タイトル | エルフ奴隷と築くダンジョンハーレム -異世界で寝取って仲間を増やします- |
出版社/レーベル | 集英社/ダッシュエックス文庫 |
著者 | 火野あかり |
イラスト | ねいび |
ISBN | 9784086313940 |
紹介
作品概要
現代からの転生者である主人公『マルス』と、マルスに買われたエルフの奴隷少女『リリア』は、手に入れるだけで才能のない者でさえも魔法や剣技を習得できる魔法の本『禁忌の魔本』を求めてダンジョン攻略に励んでいた。
その目的は、長命種エルフの愛する『リリア』と少しでも長く一緒にいるべく、寿命を延ばすことのできる魔法を習得するため――。
主人と奴隷の主従関係にありながら、身も心も深く愛し合う二人は、毎日いちゃつきながらダンジョン攻略へと赴く。
そこへある日、自尊心の高い高飛車剣士『ゼリウス』と、内気(?)な魔法使いの少女『ハズキ』が現れ――。
異世界転生ハーレム(えちち)作品として、とても個人的好みに合致した一冊
個人的に、えちち要素主体のハーレム作品は、ヒロインの可愛さもそうなのですが、何より読者側から見た主人公に対する好感度が作品の中でかなり重要だと思っておりまして、いくらヒロインが魅力的でも、主人公が自己中心的だったり、クズな性格をしていると途端に読む気がなくなるんですよね。
(※個人的主観です)
では本作はどうなのかというと、主人公マルスは、とにかく努力型な性格をしてまして、なおかつ楽観的というか親しみやすさのある人物像となっていましたので、とても好感が持てるタイプの主人公だと思いました。
時にまじめで実力を見せたりと熱い展開があったかと思いきや、欲望(特に性欲)に忠実なところもまた彼の魅力でして、何にでもとにかく素直といいますか、嫌な要素がないんですよね。
こんな主人公なら、そりゃモテモテにもなるわっていう感じです。
ある意味納得できると思います。
また、ヒロインの女の子たちについても言及いたしますが、最初挿絵を見たときは、表紙のえち可愛いリリアちゃんもいいけど、黒髪で内気そうなハズキちゃんも可愛い~ といった感じでした。
――――だったのですが、いざ蓋を開けてみると、このハズキちゃんがですね、とにかくいろんな意味で、一番ぶっ飛んでやばいキャラでした。
たぶん、今まで見てきたライトノベルのヒロインの中で、一番この子が〇〇(自主規制)です。
この子を超す〇〇(自主規制)はたぶんいません、はい。
↑詳しくは話せませんが、この真相が知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
個人的作品評価
【個人的作品評価】
【ストーリー性】 | ★★★★☆(4/5) |
【キャラクターの魅力】 | ★★★★★★(6/5) ※ハズキちゃん効果 |
【独創性】 | ★★★☆☆(3/5) |
【読みやすさ】 | ★★★★★(5/5) |
【総合評価】
★★★★★(5/5) |
まとめ
総評として、個人的にとてもお勧めできる面白い作品だと思いました。
これまでそれなりの数のハーレム系作品は読んできたつもりだったのですが、リリアと長く一緒に過ごすためという明確なストーリーの方向性・指針があり、なおかつキャラのヤバさ加減という点で尖った本作は、私がえちち系のライトノベルに求める点をすべて満たした作品となっていました。
注意点としては、挿絵は半分以上えちちイラストでとても外出先で大っぴらに広げて読めるような作品じゃないので、読むときは必ず自分の部屋でこっそり読むことをお勧めします()
また、サブタイトルから丸分かりなので大丈夫かとは思いますが、思いっきりNTR要素がありますので、苦手な方はそこだけご注意くださいませ。

ハヅキちゃんは、正真正銘の〇〇だと思います。
異論は認めない――というか、出ないと思います。
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